2009/08/08
雨に見舞われることケースが続いている今年の夏フェスだが、先週末の8/7(金)にシカゴのGRANT PARKで幕を開けたLOLLAPALLOZAも例外ではなく、あいにくの天候下での初日となってしまい、最初のパフォーマーたちが演奏を始めた昼の12時には会場は完全にぬかるみ状態となっていた。
しかし集まった大観衆は悪天候を耐え忍び、夕方にはようやく雨もあがって待望のヘッドライナーたちを迎えることができた。そしてTシャツ、ボタンダウン・シャツ、タイト・ジーンズといったラフな服装でバドワイザー・ステージに登場したKINGS OF LEONは「BE SOMEBODY」でパフォーマンスの幕を開け、巨大スクリーンに映し出されるバンド・メンバーの姿を背景にフロントマンのCALEB FOLLOWILLが熱唱を繰り広げていた。
演奏された約20曲のうちで観客が最も好意的なリアクションを見せたのは、昨年のアルバム『ONLY BY THE NIGHT』と2007年のアルバム『BECAUSE OF THE TIMES』からの楽曲で、「CLOSER」では危険でダークな雰囲気のパフォーマンスで観客を魅了し、「USE SOMEBODY」では色とりどりの閃光と共にビデオ・スクリーンに映し出された美しい街の映像を背景に、会場のファンが大合唱する盛り上がりを見せていた。その他、「ON CALL」、「KNOCKED UP」などがパフォーマンスされると会場はさらなる熱気に包まれ、大ヒット曲「SEX ON FIRE」ではこの晩の盛り上がりが最高潮に達していた。
KINGS OF LEONが圧巻のステージを繰り広げたこの初日の金曜日には、ほかにもDEPECHE MODE、BON IVER、BEN FOLDS、THE DECEMBERISTS、OF MONTREAL、SNDREW BIRD、PETER BJORN AND JOHNなどがパフォーマンスを行い、翌土曜日にはTOOLに加え、急遽出演がキャンセルとなったTHE BEASTIE BOYSの代わりTHE YEAH YEAH YEAHSがヘッドライナーとして出演した。
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